中学校1年技術・家庭科学習指導案

串本町立串本中学校 森田成一

1.単元名

・技術とものづくり〈A−(2)イ〉
  制作品の設計について
  制作品に用いる材料の特徴と利用方法を知ること

2.単元の指導計画

・ 使用目的や使用条件に即した制作品の機能と構造・・・・・2時間
    ・ 制作品に用いる材料の特徴と利用方法・・・・・・・・・・2時間(本時)
・ 制作品の構想の表示を知り、制作品に必要な図を書く・・・3時間

3.単元のねらい

 木の語源は「生き」が詰まって”き”になったともいわれ、樹木としてまたは、加工材料としての材料は身近かな道具で比較的簡単に加工できるため、一般的にも高く評価されている。ここでは技術とものづくりというテ−マをあげ、木材の特徴や性質を理解させ、木材資源の実態と現代社会における木製品の役割を提示して自然環境の調和や有効利用の必要性、技術開発の必要性なども考えていきたい。
 また、学習活動として、デジタルコンテンツを使って木材の組織や国産や輸入材の特徴、板材の加工方法を理解させたい。

4.デジタルコンテンツ活用の意図

木材の構造と各部の名称について学習し、材料の特徴と利用方法を知るという内容は、今まで教科書で用いられてきた内容だが、今までは教科書を用いたり、OHPなどを用いたり視覚的にも工夫してきたが、画面が小さくなかなか子供たちには理解させにくい部分でもあった。今回デジタルコンテンツを使用するにあたっては、木材などの材料を実際の実物で見せることができ、視覚的にも理解が深めやすく、子供たちの興味や関心、授業の進行具合にも適することができた。それによって教師の準備負担や子供たちの集中力の持続にも役立った。
<使用機器とコンテンツ>
ノ−ト型パソコン1台・プロジェクタ−・スクリ−ン
教育用画像素材集 http:www2.edu.ipa.go.jp/gz/

5.本時のねらい

木材の組織と特徴を知る
板材の加工法と国産、輸入材についての理解を深める

6.指導過程

学習活動
デジタルコンテンツの活用
支援と◎評価
・本時は、木材の構造と各部の名称について学習し材料の特徴と利用方法を知る

・年輪から何がわかるか考える。

・年輪の見本とともに、樹木の年輪や気候との関係を示唆する。

・年輪の幅の中は、なぜ春材、夏材というのか考える。 ・気温の低い冬は、樹木は休眠することを示唆する。
・デジタルコンテンツで見た組織の名前を知る。 ・上記URLをのホ−ムペ−ジを表示し、静止画をさらに拡大し説明する。 ◎各部分の名称を覚えているか。
・木材のまさ目、板目を知る。 ◎まさ目材と板目材のちがいがわかるか。
・木材の木表、木裏の見分け方を知る。 ◎木表、木裏の見分け方がわかる。

・こぐちとこばを知る。

◎こば、こぐちの名前が言えるか。
・針葉樹材と広葉樹材のちがいを知る。 ◎針葉樹材と広葉樹材のちがいがわかる。
・それぞれの木材の種類や特徴をあげ、どのような所に使用されているか工作用木材の選び方を知る。 ・上記URLをのホ−ムペ−ジを表示し、静止画をさらに拡大し説明する。

・木材のさまざま用途を確認する。
・木材の種類や特徴の見分け方に興味を持つよう示唆する。
・工作用木材には、輸入材も多くなっていることを知る。また費用、加工などの面もですぐれていることも知る。 ・費用が安く、加工が良いものに注目させるよう考える。
・加工用の木質材料にも製材品、合板、集成材、パ−ティクルボ−ドなどもあり、工作材料の選択は使用目的や材料選定上の留意点を考えて選ぶように考える。 ・上記URLをのホ−ムペ−ジを表示し、静止画をさらに拡大し説明する。 ・使用木材の選択に興味を持つよう示唆する。
・本時の学習内容をまとめる。 ・学習してわかったことを出し合い、補足する。

◎木材の構造と各部の名称について学習し材料の特徴と利用方法についてわかる。
・次時の学習内容を知る。

7.授業評価

教室環境
 ネットワ−クコンセントが黒板の下方に設置されており、スクリ−ンは黒板に向かって左側に斜めに設置されている。ノ−トパソコンと小型のプロジェクタ−を用いているためスクリ−ンは見やすいが、黒板の左側がスクリ−ンと少し重なってしまう部分があった。またね教室にはカ−テンはあるが、少しカ−テンの厚さが薄いため電気を消さないと見にくい部分があった。

デジタルコンテンツ活用効果
・ 実際に材料をそろえて説明するには、費用と数が必要なのでこのようにデジタルコンテンツを活用することで費用などの面が軽減され、人数の多い学級でも一斉指導できる。
・ 木材の構造や各部分の名称など実際の木材の断面をスクリ−ンに映すことで子供たちの理解度や興味が増し、静止画面も拡大できたので説明しやすい。
・ 授業時間内で本時の目標が効果的に画像で提示でき、画像の準備などはマウス一つで切り替えができ能率向上にもつながった。