中学2年理科学習指導案

広川町立津木中学校 井口 章

1.単元名

  化学変化と原子、分子「化学変化の規則性」

2.単元の指導計画

(全6時間)
 ※1 レディネステスト
(1)化学変化の前後での物質の質量        3時間(本時 2/3時間)
(2)化学変化における反応する物質の質量     3時間
 ※2 チェックテスト

3.単元のねらい

(1)化学変化の前後で質量を調べる実験を行い、化学変化に関係するすべての物質を考えると、質量保存の法則が成り立つことを見いださせる。

(2)金属と化合する酸素の質量を調べる実験を行い、金属の質量が決まっていれば金属と化合する酸素の質量にも限界があることに気づかせ、金属の質量と金属と化合する酸素の質量の比は一定であることを実験を通して見いださせる。

4.デジタルコンテンツ活用の意図

・使用機器 … ノートパソコン、プロジェクタ

・コンテンツ … ○A.Iguchiのデジタルコンテンツの部屋

           http://www.nnc.or.jp/~a_iguchi/rika3/rika3.htm

           (1)気体が発生するときの化学変化A

           (2)気体が発生するときの化学変化B

○実験・観察クリップ集

            http://kids.gakken.co.jp/campus/academy/kobe/kagakuhenka.html

           (3)石灰石と塩酸の反応(コップの場合)

           (4)石灰石と塩酸の反応(密閉した容器の場合)

・教科書に手順が図で記載されている実験を動きのある映像として見せることにより実感を持ってイメージさせる。
・実験のまとめの段階で、実験の内容を映像で繰り返し見せながら、質量保存の法則についての考えをしっかりと持たせるようにする。

5.本時のねらい

「気体が発生する化学変化」の例として、教科書p.29の実験4をグループで行い、化学変化の前後で物質全体の質量がどうなるかを生徒に検証させる。そして、実験結果を整理し、化学変化の前後での物質の質量について一般的に質量保存の法則が成り立つことを導き出すとともに、このことについての関心、知識・理解、科学的な思考力等を高める。

6.指導過程

学習活動
デジタルコンテンツの活用
指導上の留意点・支援
<導入>
○「気体が発生する化学変化B」についての実験4の意味について考える。


・復習として、前時に扱った(1)の気体が発生する化学変化Aの映像を見せ、質量の減少を確認する。


・前時の学習を復習し、本時の実験のねらいについて確認する。

・今日の実験のポイントはどこで、その結果によって、何が分かるのか生徒2〜3人に答えさせる。
{  }{  }{  }
・前時に記入し集めてあったワークシートを配布。
・実験器具を各班の机上に置いておく。

<展開>

○教科書P.29の図と、ワークシートを参考にしながら、実験の手順について各自確認する。




○教科書の手順に従い、実験4を3グループに分かれて実験する。

○実験結果をワークシートの3(1)に記入し、続けて考察を行う。











○気体が発生する化学変化Aの前後の質量についての検証
(仮説)
・気体が発生する化学変化では気体がでていくために、その分の質量が減る。
・気体をのがさないようにすれば、前後の質量は変わらない。


○化学変化の前後で質量がどうなるのか、他の化学変化事例についても考える。





























・(2)の気体が発生する化学変化Bの映像を最後まで見せる。

















・(3)〜(4)のデジタルコンテンツで別の場合の実験結果も確認して一般化を図る。

・(3)  (開放系の実験)
・(4)  (閉鎖系の実験)



・机間巡視し、ワークシート等で生徒が確認している状況をチェックする。

・実験4について、再度、準備物や手順、ポイント等について確認、指導する。

(実験は10分)

・実験の行動観察と支援

(記入時間5分)
・教科書P.29の●まとめの2つのポイントを書くように指示する。

・実験の結果を各グループ1人ずつ発表させ、実験結果を整理する。{  }{  }{  }

・AとBの比較実験からわかることについて2〜3人の生徒に発表させる。{  }{  }{  }


・左の仮説を板書するなどして生徒に提示する。

・仮説についての検証結果を確認し、ワークシートの3(2)にまとめる。






・いくつかの化学変化の場合について補足説明。

(例)
・鉄+硫黄→硫化鉄
  (教科書P.30の図より)
・石灰石+塩酸→気体↑

<まとめ>
○化学変化の前後で質量はどうなるのか、学習したこと、次時に学習を深めることを確認する。






・「質量保存の法則」を板書などで提示し、教科書P.30のL10をワークシートの3(2)に書き写す。

○実験4の実験レポートを作成を次時までの宿題にする。
・A4で1枚以上
・お昼、放課後にワープロを使ってやっても良い。

   注…{   }内には指名する予定の生徒氏名を記入しておく。