小学校4年国語科学習指導案

中井 章博

1.単元名

「自分で選んで」「ごんぎつね」「動く絵の不思議」

2.単元の指導計画

第1次  「自分で選んで」の学習の仕方を知り、学習計画を立てよう・・・・1時間
第2次  「ごんぎつね」の全文を読んで概略をつかむ・・・・・・・・・・・・・・・3時間
第3次  「動く絵の不思議」の全文を読んで概略をつかむ・・・・・・・・・・・・3時間    (本時2/3)
第4次  自分で選び、学習の計画を立てよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1時間
第5次  自分で学習を進めよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5時間
第6次  展示・発表会をしよう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2時間

3.単元のねらい

 ○自分で学習材を選び、学習方法を工夫して取り組むことで、自ら学び自ら考える力を身につける。
   <読む>
   ・場面の様子がよく分かるように声に出して読む。
   ・登場人物の心情や場面についての描写を、叙述をもとに想像しながら読む。
   ・文章の中心となる語や文をとらえて内容を正しく読み取る。
   ・読書紹介や調べたことを報告するために、いろいろな読み物を読む。

   <話す・聞く>
   ・発表会で、考えたことや自分の意図が分かるように話の組み立てを工夫しながら、目的や場に応じた適切な言葉遣いで話す。
   ・グループの学習計画や発表会の持ち方について計画的に話し合う。

   <書く>
   ・発表原稿や展示物を、相手や目的に応じて書く。

4.デジタルコンテンツ活用の意図

○使用するコンテンツ
   アニメーション・ワンダーランド〜映像の機械・技術〜
   http://s-kurukuru.jst.go.jp/room/03/anime/index.html

○コンテンツの説明
 本コンテンツは、「どうして絵が動いて見えるの?」や「動く絵のおもちゃの歴史」、さらには「テレビのひみつ」など、アニメーションや映像技術などのことについて、分かりやすく、詳しく説明されているコンテンツである。アニメーションについて知る上で、大変すぐれたコンテンツであると考えられる。この単元では、さらに自分たちで調べる活動を予定しているので、「どうして絵が動いて見えるの?」と「アニメおもちゃを作ろう!」のみを使用することにした。教科書に出てくる「フリップブック」も詳しく説明されている。

5.本時の目標

○残像によって絵が動いて見える仕組みをさらに深く知り、動く絵の不思議に興味を持ち、自分の題をもてるようにする。

6.指導過程

学習活動
デジタルコンテンツの活用
指導上の留意点・支援
1.「動く絵の不思議」を通読する

○どういう仕組みで絵が動いて見えるのかを確認しながら読ませる。

2.アニメーション・ワンダーランドの「どうして絵が動いて見えるの?」を見ながら、動く絵の仕組みを確認する。

○映画の仕組みなどを見ていくのであるが、全て、自分たちの目と脳の働きで見えている事を確認する。

◎興味を持って学習できているか。

3.「アニメおもちゃを作ろう!」を順に見ていく。 ○まず、教科書に出ている「フリップブック」、次にソーマトロープ」、さらに「フェナキスティスコープ」について見ていく。

○全て人間の残像を利用したおもちゃであることを確認する。

◎おもちゃの仕組みを理解できているか。

4.自分が作ってみたいおもちゃをきめる。 ○なぜ、そのおもちゃにしてみたいのか、理由もつけて考える。

◎主体的に考え、取り組もうとしているか。

◎ワークシートに、自分の意見を書けているか。

5.次時の活動を知る。 ○次回は自分でコンテンツにアクセスし、好きなおもちゃをつくることを伝える。

7.授業評価

1.デジタルコンテンツは指導内容を焦点化していたか、また的確だったか。   (はい)
2.このデジタルコンテンツの活用は学力向上の効果的な一方法と考えられるか。 (はい)
3.提示したデジタルコンテンツは学習者の関心意欲を高めたか。      (はい)
4.このデジタルコンテンツの活用は、他の教材を使うよりも有効か。    (はい)
5.デジタルコンテンツの提示方法や活用の工夫は適切だったか       (はい)
6.このデジタルコンテンツを活用した授業は広く推奨できる。         (はい)

(1)コンテンツを利用することによってどのような効果(成果)があったか
 もともと子どもたちが興味を持っている学習内容であると思われるが、コンテンツを使用することにより、さらに科学的に動く絵の仕組みが分かり、より関心が高まった。また、教科書以外のものも扱うことにより、全ての動く絵の仕組みが、人間の残像効果によって生まれているのであることも理解できた。

(2)授業の改善すべき点は
 豊富で全てが有用なコンテンツであるので、このコンテンツを本に、単元を再構築してもよいと考えられる。実際にこのコンテンツを用いて数時間授業を実施したが、子どもたちはテレビ、映画という身近なメディアであることも手伝って、大変興味を持って学習していた。

(3)コンテンツの評価(選択したコンテンツは適切であったか、コンテンツの改善すべき点など)
 教科書に出てくるフリップブックについて詳しく載せられているし、さらに豊富な内容を含んでいる。大変有用なコンテンツであると考える。現在の動画メディアを簡単に分かりやすく説明してくれ、また、網羅してくれている。
 少し文字が多く、漢字が多い部分と、子どもたちだけで十分扱える部分があるので、使い分けが必要である。

(4)その他気が付いたこと(例えば、授業の準備に関して、どうしてこの単元を選んだのかなど)
 子どもたちはこのような学習を、とても楽しみにし、興味を持って活動できる。このようなメディアの学習を、教科書とはちがったメディアで行うことは、子どもたちにとっても受け止め方がかわってくると考える。コンテンツ利用の授業はそういう意味あいに価値を見出して行っても良いのではないかと考える。