新宮市立三輪崎小学校 教諭 林 育史
冬の星 2
冬の星を見よう (2時間)
冬の星や星座をみつけてみよう 1時間
星の明るさや色、動き 1時間(本時)
・冬の星にも、明るさや色の違いがあることに観察記録を通して気づくことができるようにする。
・オリオン座などについても、星の集まりは並び方を変えずに、時刻とともに動いて見えることに観察を通して気づくことができる。
(準備物) 観察カード(掲示用にコピーしたもの)、ノートパソコン、プロジェクター、スクリーン
星や月の学習において、直接の観察活動の重要性は言うまでもないが、観察前の学習や観察後の学習には、インターネットやコンピューターをまとめや発展に活用することができる。
この単元では、『Stella Theater Lite』(http://www.toxsoft.com/index.htmlで配布されている)というソフトを利用して、冬の星や星座について観察していく。『Stella Theater Lite』では、1等星から順に、表示される星の大きさが変えられており、また、星の色についても忠実に再現されている。「自動モード」の機能を使用すれば、自動的に時間を進めることもできる。このことから、単元の目標である、星の明るさや色の違いを観察することができ、星の集まりは並び方を変えずに時刻とともに動いていくということも観察できる。
○ 冬に見られる星や星座についても、星によって明るさや色に違いがあり、時刻とともに並び方を変えずに動くという考えをもつことができる。
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学習活動
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デジタルコンテンツの活用
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指導上の留意点・支援
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● 観察記録を発表する。
・ オリオン座が観察できた。 ・ 冬の大三角が観察できた。 |
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● 観察記録は黒板に掲示できるようにする。 ● 観察記録を見て、目印や時刻の記録、位置などが正しく記録されているかチェックする。 |
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● 星の明るさや色について気づいたことを話し合う。 ・ 明るい星があった。 ・ オリオン座のベテルギウスは赤、リゲルは青白、おおいぬ座のシリウスは青白、こいぬ座のプロキオンは黄色だった。 |
1.星座線を表す。 2.星座絵を表す。 3.星座名を表す。 |
● 教科書に載っている恒星の名前と「冬の大三角」を確認する。 ● 必要にあわせて星座の説明を付け足す。 |
| ● 星や星座の動きについて気づいたことを話し合う。 ・ オリオン座はだんだん高くなっていった。 ・ 東から南へ移動した。 ・ 並び方は変わらず移動していく。 |
『Stella Theater Lite』 ↑12月16日夜9時の夜空 ・ 「自動モード」で再生する。 |
● 『Stella Theater Lite』の自動モードで星の位置の変化を見させる。 ● ホワイトボードにマークしながら確認する。 |
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● 冬の星や星座についてまとめる。 ・ 星の明るさや色は違う。 ・ 星座は並び方を変えずに動く。 ・ 冬の星座 【オリオン座】 ベテルギウス(赤)・リゲル(青白) 【おおいぬ座】 シリウス(青白) 【こいぬ座】 プロキオン(黄) 冬の大三角 ベテルギウス・シリウス・プロキオン |
・ ホワイトボードに時間ごとのオリオン座の位置をマーカーで記す。 (午後8時〜9時〜10時・・・) |
● 冬の星や星座についてノートにまとめる。 |
実際の観察後のまとめの授業として行った。オリオン座を見つけられた児童がほとんどで、オリオン座の時間による位置の観察記録も要点がきちんと抑えられていてよかった。
『Stella Theater Lite』の自動モードを使って、一時間ごとのオリオン座の位置をスクリーンに転記していった。東から西にしずむまでオリオン座の軌跡がわかり、形を変えずに動くということも説明しやすかった。
前時に指摘をうけたスクリーンの見えにくさは、児童の机を前の方に移動させることで、多少は改善された。しかし、スクリーンに映る星や星座の大きさは変わらなかったので、もっと大きなスクリーンが必要だった。
児童の感想では、「形を変えずに動くと言うことがわかった」や「星もちょっとずつ動くことがわかった」など、学習の目的に合う感想も見られ、デジタルコンテンツを使用して効果はあったと思う。また、「おもしろかった」と言う感想もあり、児童は興味をもって星座の動きを見ていたということがわかった。