小学校4年理科学習指導案

山中 幸也

1.単元名

 夏のしぜん

2.単元の指導計画

木や草むらとまわりの動物    2時間         第1次

ヘチマの育ち           3時間(本時2/3)   第2次

夏の記録を発表しよう       2時間         第3次

3.単元のねらい

 暑くなって、動物は盛んに活動し、植物は茎や葉を活発に成長させていることに気づき、夏の特徴をとらえることができるようにする。ヘチマなどの継続観察から、植物の成長と気温の関係に気づくことができる。

4.単元について

 本単元は、学校やその周辺の生き物の活動や成長の季節変化を調べるために、はるから継続観察をしているものである。「春のしぜん」学習時に設定した樹木や草木の様子、また栽培している植物の成長のしかたについて、春の様子と比較しながら、夏という環境要因と関連づけてとらえられるようにするのが、趣旨である。

しかしながら、夏休みという長期休業の間の変化・成長はなかなかとらえにくい。この間の変化を確かめ、また他の植物の成長についても目を向ける機会を作るためにも、さまざまな植物の様子を閲覧できる上記のコンテンツは、充分に子どもに関心をもたせることが出来る。

    なかでもコンテンツ<a>は、教科書で取り扱っている栽培植物「ヒョウタン」の成長記録であるため、自分たちが栽培したヘチマのそれと比較しながら、よく似た点や違いに目を向け、興味をかき立てることができるであろう。

5.デジタルコンテンツ活用の意図

活用デジタルコンテンツ

<a> http://webclub.kcom.ne.jp/mb/nishiumi/index.html

内6月、7月、8月のページ

<b> http://www2.ocn.ne.jp/~riccione/hana.htm

季節の花の紹介ページ

6.本時のねらい

ヘチマの実や花の様子の観察結果を発表しあい、他の植物のようすに目を向ける。

7.指導過程

学習活動
デジタルコンテンツの活用
指導上の留意点・支援

<導入>

学級園で観察したヘチマの様子を発表する

・前時に撮りだめしたデジカメ画像

○ 観察カードに記入したことがらを分かるように説明できる

○ 特徴的な気づきをデジカメ画像で視覚化する

○ 葉・花・実の様子

<展開>

成長や大きな変化に気づく

http://webclub.kcom.ne.jp/mb/nishiumi/

ヒョウタンの小さな実の先にもしおれた花がついている

○ 実の中に、黒い種がいっぱい入っている

→ 春に種まきした種と同じだ

○ 小さな実の先には、花のしおれたものがついている

○夏休みの間に実が大きくなった→暑いから(気温)

○今咲いている花にも、実がつくぞ →継続観察

他の植物の育ちや変化に目を向ける

http://www2.ocn.ne.jp/~riccione/hana.htm

キュウリの実ならうちの(隣の)畑にもある

○ ヒョウタンやキュウリの画像をきっかけにする

○ 安全に留意して準備物を考えることができているか。

<まとめ>

次時の観察活動の課題を出し合う

近所の畑の様子を観察する子どもにはデジカメを貸し出す

・ヘチマの種を全部取り出す

・他の植物の育ちを観察する

8.授業評価

 2つのデジタル教材は提示用教材として活用するものだ。ただ、「ひょうたん育成日記」は教材として作られたものではなく、一般的な育成日記の一コマである。また「リッチョーネ畑花30種」は料理店のHPからの引用なので、取り上げられている植物に偏りがある。それらを便宜的に授業に利用した形である。そのためもあって、コンテンツに対する評価は全体的に低くなってしまった。

 また一般サイトということから、画像が小さく、そのまま提示しても特徴的な部分・目を向けてほしい面を37名の児童全員に印象づけることが難しかった。

それに輪をかけたのは、教室の機器環境だ。液晶プロジェクタが用意できなかったので、教室備え付けのテレビを利用したのだが、画面サイズが小さかったので、余計に見づらかったようだ。対策として画像処理ソフトで必要な画像を拡大して提示した。

 最後に、キュウリの花など生活に身近な野菜を紹介したことで、何人かの児童は家庭や近所の畑などにできている作物に目を向けて、デジカメで記録を取り次の時間に紹介してくれた。この部分では、デジタルコンテンツ活用の効果はあったといえるであろう。