小学校2年算数科学習指導案

龍神村立東小学校 畑中 健

1.単元名

九九をつくろう「九九のきまり」

2.単元のねらい

○乗法の意味について理解し、それを用いることができる。
(関)・乗法九九のよさに気づき、ものの個数をとらえる時に進んで乗法を用いようとする。
   ・乗法について成り立つ性質を用いて九九を構成しようとする。
   ・九九表を用いたり、乗法九九を見直したりして乗法について成り立つ性質やきまりを進んで見つけようとする。

(考)・乗法について成り立つ性質を用いて、それを用いて乗法九九の構成のしかたについて多様に考える。
   ・九九表から、被乗数、乗数、積の関係や交換法則などの乗法について成り立つ性質やきまりをとらえる。

(表)・乗法九九(6、7、8、9、1の段)を構成し、確実に唱えることができる。

(知)・乗法九九について成り立つ性質や乗法のきまりを理解する。
   ・乗法九九(6、7、8、9、1の段)の構成のしかたを理解する。

●九九のきまり 2時間 (東京書籍)下p.28〜29

1次.
<目       標>・乗数と積の関係について理解する。
           ・乗法の交換法則について理解する。
<学 習 活 動> ・九九の表を見て、乗数と積の関係を確かめる。
            ・九九の表を見て、交換法則が成り立っていることを確かめる。
<主な評価規準> (考)各段の九九を構成するときに用いた性質を乗法の性質としてとらえている。
           (考)各段の九九を構成するときに用いた性質を乗法の性質としてとらえている。
           (知)被乗数と乗数を入れ換えても積は変わらないことを理解している。

2次.
<目       標> ・九九の表に親しみ、いろいろなきまりを見つける。
<学 習 活 動> ・〔やってみよう〕九九の表を見て、いろいろなきまりを見つける。
<主な評価規準> (関)九九の表のきまりを見つけようとしている。

3.単元について

教材観

 子どもたちは、かけ算の学習で、乗法の意味と各段について学習してきている。
 かけ算の学習は、ややもすると暗記が主体の単調なものになりがちであるが、指導にあたっては、かけ算の意味について学習を何度も考えさせるように工夫するとともに、個別の例を何度も繰り返し考えるさせることにより、九九の構成について多様な考えを引き出すようにしてきた。
 また、かけ算の構成考えていく方法として、子どもたちに次のような作戦を例示して考えていくようにした。

1)「たしたしさくせん」 6×3=6+6+6 同じ数をかける数だけ加える
2)「ひっくりかえしさくせん」6×3=3×6 積が同じであると気づかせる(交換法則)
3)「ひとつたしさくせん」6×3=6×2+6 乗数が1増えると被乗数の数だけ答え(積)が増える。
4)「ばらばら作戦」6×3を(2+3)×3や2×3×3 などに分けて考えていく。

こうした九九のの構成を考えていく学習に続き、九九やかけ算を使う場面を子ども自身が考えてみることにより、九九やかけ算の使い方について考えさせていきたい。単なる九九の暗唱にとどまらず、九九の表からいろんなことを考えさせ、さらにかけ算をどんな場面で使うかを考えさせていきたい。

児童観

2年生は4名であるが、1年生当初の複式指導が困難な算数科・国語科は本年度単式化して指導している。
 4名の子どもたちは、学習に対しては大変意欲的である。家庭学習についても、教科書を予習したりドリルを自発的に行ったりと大変意欲的であり、授業でも進んで発表する。
 かけ算については、大きな声で九九を唱えたり、九九の暗記も積極的に行ってきた。
 今回九九の学習のまとめということで、九九の表を用い、九九の構成を改めて振りかえると共に、九九やかけ算をどんな場面で使うかを改めて考えさせて、かけ算の習熟をはかりたい。また、かけ算を使った問題の導入として、児童自身の作問も取り入れてみたい。

4.デジタルコンテンツ活用の意図

(1) コンテンツについて
  http://www.g-netschool.com/2grade/index.html

(2)コンテンツの概要
 九九の表の表示と簡単な練習問題があるホームページ。「かけざんはかける数が1ふえると答えはかける数だけふえること」や「かけ算はかける数とかけられる数を入れかえても答えは同じになること」について簡単な練習問題が出てくるようになっている。本時まで、九九の構成についても学習しており、九九の意味やかける数とかけられる数の関係、交換法則などを学習しているため、その復習も兼ねて、インターネットのコンテンツを使用することにした。

5.本時のねらい

・各段の九九を構成するときに用いた性質を乗法の性質としてとらえている。【数学的な考え方】

・被乗数と乗数を入れ換えても積は変わらないことを理解している。 【知識・理解】

6.指導過程

学習活動
デジタルコンテンツの活用
支援※ 評価【】 評価方法()
1 ふくしゅう

・九九を唱えよう!

※大きな声で、速く、正しく言えるように声をかける。

・九九を勉強した時のいろんな作戦を思い出そう。

「たしたし作戦」

「ひとつたし作戦」

「ひっくりかえし作戦」

「ばらばら作戦」

(九九の構成の学習で、「〜作戦」と名付け学習)

同じ数をたしていく。8×2=8+8

被乗数をたす。 9×3=9×2+9

交換法則 9×3=3×9

九九の構成を考える際、具体物を用い色々に分 けて考えた。

※「かける数」「かけられる数」という言葉を使って説明するように声をかける。

2 課題をつかむ。

・九九の表を使って今までの作戦を説明しよう。

【考】各段の九九を構成するときに用いた性質を乗法の性質としてとらえている。(発表)

〔九九ボード使用〕

【知】被乗数と乗数を入れ換えても積は変わらないことを理解している。(発表)

3 問題を考える。

・インターネットにある問題を考えてみる。(どんな作戦かな?)

デジタルコンテンツ

http://www.g-netschool.com/2grade/index.html
「ひとつたし作戦」(被乗数をたす)「ひっくり返し作戦」(交換法則)の問題。

※問題を解くとともに、作戦名も考えさせる。
4 九九の問題をつくってみる。

・問題をつくる。
・みんなで考える。

※作問して、かけ算がどんな時に使われるか考えさせる。
5 まとめ(課題)

・13や17が答えになる問題を考えてみよう。

〔13や17等の素数が答えになる作問を課題にすることで、かけ算を使った問題を考える。〕