富貴小学校 坂本八十八
円と球
(全6時間)
第1次 課題設定(1)
第2次 円(3)
第3次 球(1)
第4次 まとめ(1)・・・本時
円とは,1点からの等距離にある点で囲まれた図形である,このことを理解させるためにゲームを作成した。授業の目標は,円は1つの点から同じ距離だけ離れた点の集まりであることを理解させること,「中心」「半径」「直径」の意味とコンパスの有用性を知らせることにある。
・ノート,簡易コンパス,コンピュータ,プロジェクタ
・自作web教材
http://www.cypress.ne.jp/saka88/d-soft/takara/takara.html
第1学年では,円と球をまるい形,ボールのような形としてとらえている。本単元では,円についてこれまでの概括的な見方からより発展させ,分析的に一般的な性質を理解し,同時に円の概念を明確にすることをねらいとする。 自動車の車輪づくりなどを導入素材に用いれば,1点からの等距離にあることには着目できるるが,点集合であることまでは意識しくい。そこで,パソコンによる「宝さがし」ゲームを考案した。宝は1点(島の中心)から等距離の場所に3つ隠されている。画面上のカメは島の中心にいるが,このカメは「歩け」と命令するとちょうど100歩を歩き,もといた場所に帰る。児童は,カメの向きを変えながら島の中心からカメを100歩移動させることを繰り返す。カメがうまく宝の真上にいけば宝が現れる,というゲームである。カメが移動したところには,点がプロットされ,画面上の点がだんだん増えていく。このプロットさせる作業を通して,円の定義を発見的に理解することができる。また,直径の長さは半径の2倍であることは,シミュレーションで示し,視覚的に理解できるようにした。
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学習活動
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デジタルコンテンツ
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支援(●)と評価(★)
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1.「宝さがし」ゲームの説明を聞く。画面でルールを知らせる。
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●教材をゲーム化することにより意欲関心を高める。 |
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2.ゲームをする。 |
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● 試行錯誤する学習環境を設定する。 ★意欲的に取り組めたか。 |
| 3.3つの宝を発見したあと,プロットされてできた点集合について考えをまとめる。 | ●中心から点までの距離がみな同じであること,その集合が円であることに気づかせる。
★ゲームの進行とともにプロットされた点の集まりについて自分なりの考えがもてたか。 |
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| 4.シミュレーションを見て,「中心」「直径」「半径」の意味を知る。 | ★円の定義,半径と直径の長さの関係や,中心は動かないことが理解できたか。 | |
| 5.円を定義したあと,簡易コンパスで円をかく。 | ●大きさの違う円をいくつもかかせる。
★コンパスが円をかく道具として優れていることが実感できたか。 |
「宝さがし」ゲームという場面設定が活動意欲を高めることができた。また,1点から等距離にある点を正確にプロットできるので,点集合であることが理解しやすかった。留意したいのは,児童の個人思考や集団討議を十分行ったうえで,「直径の長さは,半径の2倍である」など示すシミュレーションの提示を行うことである。