岩根 利子・丸尾 富章
面 積
第1次 課題設定・・・・・・・・・・・・・・1時間
第2次 三角形の面積・・・・・・・・・・5時間
第3次 平行四辺形の面積・・・・・・3時間(本時1/3)
第4次 面積の問題・・・・・・・・・・・・4時間
1. 三角形や平行四辺形の面積の求め方に興味を抱き、既習の図形に結びつけて進んで求積したり、公式を見出したりしようとする。(関)
2. 既習の面積公式をもとに、三角形、平行四辺形の面積を工夫して求めたり、公式をつくることができる。(考)
3. 三角形、平行四辺形の面積を求める公式を用いて、面積を求めることができる。(表)
4. 三角形、平行四辺形の面積の求め方を理解する。(知)
・面積指導で重要なことは、面積を求める公式を導くまでの過程を大切にした指導を心がけることである。指導方法として、「図形の構成要素に着目させる」ことがあげられる。デジタルコンテンツを使い本時の平行四辺形の求積では、変形させることにより長方形に帰着させることができる。このとき、単に長方形を作るというだけではなく、長方形の縦が「高さ」に、横が「底辺」になることに着目させることにより、「底辺×高さ」という公式化も容易に理解できると考える。
☆http://devi123.hp.infoseek.co.jp/sano/menseki.htm(三角形・平行四辺形の部分を使用)
平行四辺形の面積を求めることができる
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T1支援と◎評価
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学習活動
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T2支援と◎評価
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○前時までの学習を想起させる。
・三角形の面積の求め方 ・四角形の面積の求め方 |
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1.問題の理解 |
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1.児童の観察 |
| 平行四辺形の面積を工夫して求めましょう | ||
| 2.問題の解決 ◎自力で工夫して面積の求め方を考えることができているかを評価する。 |
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2.児童の観察・支援 ・つまずきのみられる児童には、今まで学習してきたことで使えることはないか個々に応じて助言する。 |
| 3.方法の吟味 ・2つの方法を図を使って全体に紹介するよう指示する ・板書用の平行四辺形を切っ たり置き換えたり自由に使って説明してよいことを助言する。 ・対角線を底辺として面積を求める考えの児童も賞賛しながら、できるだけ元の平行四辺形の構成要素を使う方がよいことをおさえる。 ・平行四辺形は長方形と似ていることから、どこかで切ったら長方形にならないか見通しをもたせる。 ・平行四辺形の向かい合う2つの辺が平行で長さが等しいから長方形に変形できることをおさえる。 |
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◎自分の考えをうまく説明できるかを評価し、支援する。 ・?の考えを○○さんの考えと名付ける ・?の考えを○○さんの考えと名付ける |
| 4.児童の観察・支援 ・遅れがちな児童に助言、個別指導する。 ☆デジタルコンテンツを使い長方形に変形することの考え方を視覚的にフラッシュさせ理解を深める。 ◎求め方を図を使って説明できたかを評価する。 |
・平行四辺形の面積を2つの方法で求める。 (○○さんの考え) (7×8÷2)×2=56 56cm2 (○○さんの考え) |
4.課題提示と児童の支援 ・2つの方法の理解p.9? ◎2つの方法をつかって意欲的に問題解決できているかを評価する。 ・必要な児童には、再度図を 切ったり置き換えたりしてもよいことを助言する。 |
| 5.児童の観察 ◎対角線を引いて2つの合同な三角形に分割する方法と、面積の等しい長方形に変形する方法をおさえられているか評価する。 |
・本時をふり返り、平行四辺形の面積の求め方についてノートにまとめる。 ・対角線を引いて2つの合同な三角形に分割 ・面積の等しい長方形に変形 |
5.まとめ ・本時をふり返らせ、まとめをノートに書かせる。 |
| ・次時の見通しをもたせ、学習意欲を喚起させる。 | ・次時は、平行四辺形の面積を求める公式を作ることを知る。 | ◎次時の学習課題をとらえることができたかを評価する。 |
この日は、参観日であり学校開放週間中でもあったためいつもより多くの方に参観していただけ、学校教育の一つの場面を観ていただくことができてよかった。
面積については、4年生で長方形の面積の求め方を学習している。その求め方に帰着して三角形の面積の求め方、そして、さらに三角形の面積の求め方にも帰着して平行四辺形の面積の求め方にと発展しながら、求め方を考える過程を大切にした授業にしたいと考えて展開してきた。また、これらの学習を基にさらに発展的な学習として、菱形・台形の面積の求め方にも挑戦させていきたいと考えている。
この授業では、導入のところでアニメーションのデジタルコンテンツを使い三角形の面積の求め方の考え方を想起させ、平行四辺形の面積の求め方へとつなげていくための導入になったと思う。平行四辺形の一部を切って移動させれば長方形であるが、それもひっくるめて三角形の面積の求め方をたどれば長方形にたどり着くと考えるからである。そして、まとめの部分でデジタルコンテンツを使うことによって、子どもたちが面積の求め方を工夫する際に図を切ったり、移動させたりして試行錯誤して考えたことを、視覚的にフラッシュバックさせることが容易にでき、考えの整理や深まりにつながったと思う。