小学校4年総合的な学習指導案

中井 章博

1.単元名

伝えよう!みんなに

2.単元の指導計画

(全34時間)

第1次 ニュースについて深めよう………………………4時間
      ・テレビ放送について考えよう……………(2)…本時(1/2)
      ・テレビ観察日記をつけよう………………(家庭で)
      ・二人で話す方法や効果について考えよう(1)
      ・情報収集の方法を考えよう………………(1)

第2次 情報を集めよう……………………………………7時間
      ・グループでテーマを持とう………………(1)
      ・テーマを決めよう…………………………(1)
      ・テーマにそって、情報収集をしよう……(5)

第3次 体験しよう…………………………………………7時間
      ・アイマスク体験をしよう…………………(2)
      ・点字学習体験をしよう……………………(2)
      ・点字ワープロ体験をしよう………………(1)
      ・手話体験をしよう…………………………(2)

第4次 まとめよう…………………………………………6時間
      ・調べた事を項目ごとにまとめよう………(3)
      ・ニュース原稿にまとめよう………………(3)

第5次 ニュース番組をつくろう…………………………3時間
      ・ニュース原稿を読む練習をしよう………(1)
      ・ニュース番組を収録しよう………………(2)

第6次 発信しよう…………………………………………5時間
     ・学級内に発信しよう…………………………(4)
     ・全校に発信しよう……………………………(1)

第7次 深めよう……………………………………………2時間
     ・バリアフリーについて、深めよう…………(1)
     ・情報発信について、深めよう………………(1)

3.単元のねらい

○点字・手話・バリアフリーなどについて学習し、体験する活動を通して、自分たちが出来る事に気付かせる。
○点字・手話・バリアフリーなどの中から、主体的に課題を見つけ、調べ、まとめ、ニュース番組として発信していけるようにする。
○様々なメディアからの情報を適切に選択し、取り込み、それに対する自分の考えを持ち、活用できるようにする。
○情報発信者として、受信者の立場に立って考え、発信できるようにする。

4.デジタルコンテンツ活用の意図

○使用するコンテンツ
 NHK『体験!メディアのABC』 http://www.nhk.or.jp/abc/

○コンテンツの説明
 本コンテンツは、NHK番組『体験!メディアのABC』のホームページである。テレビ番組作りなどのノウハウやメディアとは何かということについて、楽しく説明してくれる。構成は、20回ある放送ごとに分かれ、それぞれに、「体験コーナー」、「メディアのプロコーナー」、「授業実践コーナー」、「ふろく・使える教材」、「授業づくりヒント」に分かれている。特に本単元では、「体験コーナー」、「メディアのプロコーナー」が有用であると考え、このコンテンツを活用することにした。

 普段何気なく見ているテレビ放送ではあるが、意識してみなければ、その工夫や苦労にはなかなか気付かない。テレビ番組を作るに当たって、少しでもプロの技を知り、意欲的に取り組めれば、と考えて活用することにした。

5.本時のねらい

・情報を発信する様々なメディアについて考え、テレビの特性を知ることが出来る。
・ニュース番組について、発表方法、画面構成などについて考え、交流しあう事により、適切な情報発信について考えを深めることが出来る。

6.指導過程

学習活動
使用コンテンツ活用等
○支援と◎評価
1.テレビを見て、楽しいこと、ためになることを話し合う。

○性教育の「情報選択」での学習も生かす。

2.身の回りにある情報発信源について話し合う。

(体験コーナー使用)

○自由に出させ、出来るだけ多くのメディアに気付かせる。

◎情報発信源を主体的にさがそうとしているか。

3.テレビ放送がどのようなメディアであるかを考える。

○テレビ放送は、文字、静止画、動画、音楽、音声など、様々な情報で出来ていることを知らせる。

◎メディアの特性を理解しているか。

4.「メディアのプロ」コーナーから、テレビ番組作りの様子を知る。 ○情報発信者の工夫や苦労などを理解させる。
5.自分たちが番組を作る際には、どのような活動が必要か、またどのようなことに気をつけなければならないかを考える。 ○自由に意見を出させる。

・情報収集
・さらに詳しく取材
・原稿作り
・原稿再検討
・収録
・編集
・放送
・見ている人に分かりやすい文章、読み方

◎適切な情報発信について考えられているか。

6.次時の活動を知る。 ○次回はもう少し具体的な番組作りについて学習することを知らせる。

7.授業評価

1.デジタルコンテンツは指導内容を焦点化していたか、また的確だったか。   (はい)
2.このデジタルコンテンツの活用は学力向上の効果的な一方法と考えられるか。 (はい)
3.提示したデジタルコンテンツは学習者の関心意欲を高めたか。     (はい)
4.このデジタルコンテンツの活用は、他の教材を使うよりも有効か。    (はい)
5.デジタルコンテンツの提示方法や活用の工夫は適切だったか。     (はい)
6.このデジタルコンテンツを活用した授業は広く推奨できる。        (はい)

(1)コンテンツを利用することによってどのような効果(成果)があったか
 どのような領域であっても、子どもたちにとって、プロの仕事は興味深いものである。また、テレビという子どもたちにとって最も身近なメディアには、もともと関心も高い。このコンテンツを利用することにより、メディア、情報に目を向け、興味も持てたと考える。今後のニュース番組作りにおいて、実際に全員がニュースキャスター、カメラマン、調整卓操作などを体験するが、このコンテンツを利用して学習をすることにより、目標を持って取り組むことが出来た。

(2)授業の改善すべき点は
 特になし。

(3)コンテンツの評価(選択したコンテンツは適切であったか、コンテンツの改善すべき点など)
 このコンテンツを使用したのは、この時間だけでなく、その後数時間扱った。それだけ豊富な内容である。NHK番組で放送もされているのでそちらの視聴も行った。ニュース番組を制作するには、様々な行程を踏まなければならないので、このコンテンツはそれを理解する上でも有用である。
(4)その他気が付いたこと(例えば、授業の準備に関して、どうしてこの単元を選んだのかなど)
 子どもたちは情報を受信することは多くても、情報を発信することは少ない。また、情報を発信していることもあるが、そのことを意識していることは少ない。情報教育の目標に掲げられている、情報を適切に判断、選択することも重要であるが、その力をつけるためにも、情報発信者側の立場に立つことが重要な活動であると思われる。情報発信者側の立場に立って活動することにより、情報を受信する場合、どのような意図で情報が発信されているのか、正しい情報であるのか、自分に必要な情報であるのかを考えられるようになるのではないかと考える。