小学校4年社会科学習指導案

新宮市立三輪崎小学校 教諭 林 育史

1.単元名

安全なくらしを守る‐事故に気をつけよう‐

2.単元の指導計画

(全12時間)

○交通事故を防ぐ  警察の活動への関心を持つ  1
             警察の仕事   2
             110番のしくみ  2
             地域で取り組む交通安全   2

○盗難事件を防ぐ 身近にある盗難事件  1
           交番の仕事  2

○まとめ         自分たちにできる交通安全  1 (本時)
             安全にくらすために 1

3.単元のねらい

・交通事故の原因について話し合ったり、交通事故や盗難に対処する警察の働きや事故を防ぐための様々な仕事について理解する。
・交通事故や盗難を防ぐために、警察や地域の人々が協力していることを理解し、自分たちにもできる交通事故や盗難を防ぐための努力について考える。

4.デジタルコンテンツ活用の意図

 児童にとって、交通事故はもっとも身近に存在する危険のひとつである。交通事故は、歩いているとき、自転車に乗っているとき、車に乗せてもらっているときなど、多くの場面で存在する。

 本単元で、交通事故の原因やその仕組みを取り上げることは、児童にとって自分たちにできることは何なのかということを考えるきっかけになる。そこで、高知県警のきっずぷらざ(http://www.i-kochi.or.jp/hp/kenkei/kid_top.htm)を利用して、自転車の交通事故の原因とその仕組みについて理解させたい。内容は、自転車の「右側通行の危険」「一時停止」「まき込み」「無灯火」についてであり、動画と音でリアルに再現され、また、いろいろな角度から見た事故の様子がよく分かる。

 自転車は児童がもっとも利用する交通手段で、交通事故の遭遇率が最も高いと思われるため、授業では歩行時とあわせて取り扱うこととした。

5.本時のねらい

○交通事故の原因や仕組みについて理解する。
○交通事故を防ぐために、自分たちにできることを考える。

6.指導過程

学習活動
デジタルコンテンツの活用
指導上の留意点・支援
● 交通事故の原因や仕組みについて考える

歩行者の場合

歩行者による交通事故

1. 駐車している車の前後の横断

2. 信号無視

3. 飛び出し・・・など

・ 教科書の表を利用して、原因をかくにんする。

・ 仕組みについて考えるようにする。

・ 仕組みについて考える。発表する。
自転車の場合

・ 自転車の交通事故は、どういう原因が考えられるかノートに書く。

・ 考えた原因を発表する。

・ 自分が「危険」と感じたことなど。

・ 意見を交換する。

評価

自分なりの視点で考えることができたか。

◎原因として「右側通行の危険」「一時停止」「まき込み」「無灯火」が出ればよいが、出ないときは提示する。

『高知県警きっずぷらざ“交通安全教室”』でどういうふうに事故がおこるか、その仕組みを見る。

★ 「右側通行の危険」

★ 「一時停止」

★ 「まき込み」

★ 「無灯火」

高知県警きっずぷらざ

http://www.i-kochi.or.jp/hp/kenkei/kid_top.htm





・ 説明を付け加えながらすすめる。

・ 【くり返し】があるところは何度か見せる。

・ それぞれについて、わかったことや気づいたことをノートにメモをする。 評価

興味・関心をもって見ているか。

●まとめ

「これから自分たちが気をつけていくこと」

「授業の感想」

評価

自分の考えをノートにまとめることができるか。

8.授業評価

 授業後の児童の感想では、「まき込みのおそろしさがわかった」や「ライトをつけないとあぶないなんてはじめて知った」また、「いつも無灯火だから、帰るときはライトをつける」、「今日からできるだけ左側を通ろうと思った」など、事故の仕組みについての感想やこれから気をつけることについての感想が見られた。この点については、『高知県警きっずぷらざ』をコンテンツとして使用した価値があった。バーチャルな映像とリアルな音で「こわかった」とする児童もいたので、交通事故をより身近に感じられたのではないかと思う。

他にも『高知県警きっずぷらざ』のメニューには、「交通安全教室」だけでなく、「署内見学」や「110番の仕組み」などもあり、児童の調べ学習にも利用できるのではないかと思った。

今回は、単元のまとめでこのコンテンツを使用したが、単元の導入部で使用してもよかったのではないかと考える。単元の導入で、児童の興味・関心を引くにもこのコンテンツは利用できるかもしれない。コンテンツを扱う時間については今後考えていきたい。