小学校4年社会科学習指導案

高野山小学校  金丸真三

1.単元名

郷土の偉人「華岡青洲」

2.単元のねらい

この授業で大切にしたいこと

・青洲の医師としての業績を語る上で、青州本人の努力はいうまでもなく、青州の妻が、命がけで実験材料になり、その後遺症で失明したという犠牲があったことを教えたい。その犠牲があって麻酔ができたことで、猛烈な苦しみを感じることなく、手術が受けることができるようになり、そのおかげで、多くの患者が、救われたことも教えたい。麻酔を使って手術することは、今も行われていることにも触れたい。
・青洲が行った治療は、多岐に及んでいること、また、春林軒で多くの学生を受け入れ、多くの医師の卵を育てたこと、また、農業用水を確保するために垣内池を作り、多くのお百姓さんの役に立ったこと、そして、この池は、今も使われていることも伝えたい。(青洲の人柄)

3.デジタルコンテンツ活用の意図

・国立がんセンターのホームページ(http:www.ncc.go.jp
・癌の画像(http:www.asahi-net.or.jp/~NJ5A-IKSW/gastdis-j/gasml.html
・那賀町のホームページ(http:www.town.naga.wakayama.jp/index.html
・曼陀羅、薬草、当時の乳ガン治療、手術事例、手術道具、青洲の自画像、春林軒、垣内池の画像は、「華岡青洲先生、その業績とひととなり」(医聖・華岡青洲顕彰会)の本からスキャナーで画像を読み込んだもの。
・「医学博士と学生のエピソード」は、医師には、観察力といやなことでもやりぬく勇気が必要ということを語ったエピソード(  )
・絵本「はなおかせいしゅう」(那賀町文献研究会)
・「ひらけゆく和歌山」(県小学校教育研究会社会科部会)

○画像提示の順番

1,国立がんセンターのページから、癌の画像、癌の治療の画像、癌死亡者のグラフ
2,青洲の自画像
3,薬草、曼陀羅(当時の麻酔の原材料)
4,人体実験図
5,乳ガン治療(当時)の画像
6,手術例、手術道具
7,春林軒、垣内池

4.指導過程

学習内容
児童の活動
指導上の留意点・支援
・著名な医学博士と学生のエピソードを語る。

語り方を工夫し、児童を引き込み、知的好奇心を高める。

・癌の画像を見る。

・癌による死亡者の推移のグラフを見る。

・何の画像かを言い合い、こんな病気になったらどんな気持ちになるか率直に書く。(プリントの使用)

画像や死亡者のデータから癌の怖さを読み取らせ、同時に治っている人も多いことを理解させたい。

○華岡青洲について

・華岡青洲の業績について語る。

(曼陀羅、薬草、当時の人体実験、乳ガン治療、手術道具の画像を見る)

・「華岡青洲」の名を答える。

・曼陀羅の花について知る。

・麻酔の開発の過程で、本人の努力だけでなく、周囲の命がけの協力があったことを知る。

・麻酔の開発で手術治療が大幅に進んだことを知る。

人体実験で麻酔を開発したことが画期的であったこと、また、それが現在にも生きていることを学ばせると同時に、周囲の協力も知らせたい。
*多くの青洲の業績

(画像から)

・当時、青洲が行った手術図解を見る。 ・様々な病気やけがに及んでいることを知らせたい。
・春林軒

・池(画像)

・世界的な業績だけでなく、後人の育成、地域の農業の発展に尽くした青洲の人柄について知る。 人のために尽くした生き方について学ばせたい。
○感想(時間があれば、青洲のことを書いた絵本を読む)