熊野川町立熊野川小学校 石神 和弘
「育ちゆく体とわたし」(みんなのほけん3・4年 学習研究社)
(全4時間)
・ 大きくなってきたわたしの体(2)
・ おとなに近づく体(1)
・ 体の中でも始まっている変化(1)・・・本時
・ 身長や体重などが年齢にともなって変化することや、発育の仕方には個人差があることがわかる。
・ 体をよりよく発育・発達させるためには、調和のとれた食事、適切な運動、休養及び睡眠が必要であることがわかる。
・ 思春期には、個人差があるものの、体つきに変化が起こり、男子はがっしりした体つきに、女子は丸みのある体つきになるなど、男女の特徴が現れることがわかる。
・ 思春期には初経、精通が起こることがわかる。
・ 思春期になると異性への関心が芽生えることがわかる。
・ 思春期の体と心の変化は、個人差があるものの、誰にでも起こる大人の体に近づく現象であることがわかる。
第2次性徴は、だいたい10才ごろから始まる誰にでも起こる体の変化ではあるが、初経や精通の起こる時期に個人差があることや、また、それが突然のことなので、初めのうちはとまどいや不安というものがどうしても付きまとう。しかし、この変化はやがて、新しい生命を育むことができるようになる体の変化であること、また、これには早い遅いがあっても、いずれ誰にでも起こるということ、さらに、異性への関心が芽生えてくるということなどを理解させ、これら体と心の変化を前向きに受け止められるよう、授業を展開していきたいと考える。
そこで、児童により親しみやすく伝えられるよう、以下のWebサイトを活用することを考えた。まず導入として、自分たちの体がやがて新しい生命を育むことができるようになるということを強調するために、「宮城県教育研究所 人についてしらべよう」にある「心音」を活用し、その音が何であるか想像する活動を通して、生命ということに目を向けさせたいと考えた。
次に、月経のしくみを理解させるために「P&G ?そのときあわてない」を活用することにした。このサイトは、主に初経を迎える直前の女性を対象にしているので、使われている絵やその説明がやさしく、また、月経の仕組みがアニメーションを用いてイメージしやすくなっているので、この時期の児童にも受け入れられやすいと考える。
男女の性について正しく理解し、お互いに協力していこうとする態度も同時に養っていきたい。
宮城県教育研究所 「人についてしらべよう」
http://mya.myswan.ne.jp/~mya01644/tanjyo/htm/hitomenu.html
P&G ウィスパープチ からだのおはなし そのときあわてない
http://www.happywhisper.com/petit/index.html
・ 思春期になると、女子では初経、男子では精通が起こることがわかる。
・ 思春期になると、異性への関心が芽生えることがわかる。
・ 思春期の体と心の変化は、個人差があるものの、誰にでも起こる大人の体に近づく現象であることがわかる。
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学習活動
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デジタルコンテンツの活用
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支援と評価◎
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1、胎児の心音を聞いて、何の音かを想像する。
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「人についてしらべよう」の心音だけを聞かせる。 答えを伝えるときに映像を提示する。 |
3つのヒントを出す。 ・私はまだとても小さくて、外に出ることが出来ません。 ・私は約10ヶ月の間、温かい水の中で大切に守られます。 ・この音を聞くとお母さんは、私が元気そうだと思って「ホッ」とします。 自分たちもやがて、新しい生命を生み出すことのできる大人になっていくことを意識させる。 |
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体の中ではどんな変化が起こっているのだろう?
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2、体の中で、どのような変化が起こっているのかを考える。 |
「バーチャル保健室 からだのおはなし?そのときあわてない」を提示し、月経の仕組みについて説明する。 |
男女を対比させながら、大切な言葉を確認していく。 |
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心の中ではどんな変化が起こっているのだろう?
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| 3、思春期になると異性への関心が出てくることを知る。 | 事前アンケートの結果を知らせる。 異性への関心は、誰にでも起こる当然のことであることをおさえる。 |
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| 5、感想を書く。 | ◎これから起こる自分の体の変化について、肯定的に受け止めようとしているか。 | |
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五段階評価
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5・非常にあてはまる 4・多少あてはまる 3・どちらともいえない 2・あまりあてはまらない 1・まったくあてはまらない |
1.デジタルコンテンツは指導内容を焦点化していたか、また的確だったか。どちらともいえない。
2.このデジタルコンテンツの活用は学力向上の効果的な一方法と考えられるか。多少あてはまる
3.提示したデジタルコンテンツは学習者の関心意欲を高めたか。多少あてはまる
4.このデジタルコンテンツの活用は、他の教材を使うよりも有効か。どちらともいえない。
5.デジタルコンテンツの提示方法や活用の工夫は適切だったか。どちらともいえない。
6.このデジタルコンテンツを活用した授業は広く推奨できる。どちらともいえない。
(1)コンテンツを利用することによってどのような効果(成果)があったか
胎児の心音を答える場面では、児童の目を体の中に向けさせるという点で効果があったように思う。月経のしくみを考える場面では、アニメーションで説明されていて、4年生の児童にとって分かりやすいものであった。
(2)授業の改善すべき点は
中身の濃い場面を1時間に詰め込んでしまった感があり、2時間扱いで行い、もう少し、児童が話し合う時間の確保が必要と感じた。
(3)コンテンツの評価(選択したコンテンツは適切であったか、コンテンツの改善すべき点など) このころの児童にとって、月経は怖いものと捉えがちだが、かわいらしいイラストで構成されているので、イメージ的にも怖いものという感じをぬぐえたようにも思われる。ただ、もう少し図が拡大して提示できたり、活字の部分を音声で説明できればもっといいと思える。
(4)その他気が付いたこと(例えば、授業の準備に関して、どうしてこの単元を選んだのかなど)
卵子が卵巣から飛び出し、卵管を通って子宮に行き着くあたりは、さすがアニメーションと思えた。