中学校3年情報科学習指導案

一ツ田啓之

1.単元名

ルールを守ろう! 「ネチケットって なあに?」

2.指導計画

1次:インターネット編

       ルールを守ろう! 「ネチケットって なあに?」(3時間)本時1/3時

3.単元のねらい

・ネチケットや危機管理について知る。

教科「情報」のとりくみ

 今年度より、教科「情報」が必修となり、生徒たちは週に1単位時間、履修している。生徒のリテラシーは様々であるが、インターネットによる情報収集やチャレンジキッズでのメールのやりとりを中心に授業を行っている。授業の折に触れ、情報モラルについて、身近な話題を通し、話をしている。

 年間指導計画を参考資料として、添付しておく。指導目標として、4点をあげているが、教科「情報」はコンピュータ操作を身につける教科ではないことを確認しておきたい。

<指導目標>

・情報機器に関心を持たせ、様々な生活場面で利用できるような情報活用能力を育成する。

・ネットワークの科学的理解とネットワークの向こうには人がいることの理解を育成する。

・様々なメディアを理解する力、メディア等を利用したコミュニケーションの力を育成する。

・情報化社会に参画する態度、情報発信や受信においての情報モラルや判断力を育成する。

4.単元について

単元設定の理由

 生徒の実態でも記載したように、情報モラルについての基本的な理解ができていないことがあげられる。今回は、それをわかりやすいコンテンツを活用し、生徒たちに理解させたいと考えている。そのコンテンツとして、Web上にある「ディズニーのネチケットを学ぼう!」の「サイバーネチケット・コミック」を採用する。これは、物語形式で、内容も理解しやすく、自分で操作しながら進めるという点で、生徒たちの興味をひくとともに、一つずつ立ち止まって考えることができるという点で、生徒同士の話し合いにも発展させていくことができる。

 この「サイバーネチケット・コミック」には3つのコミックがある。

 エピソード1『三匹のこぶた』「うそつき狼」の巻では、「チャットルームでメールアドレスや電話番号を教えてはいけない」ことを話題としている。

 エピソード2『白雪姫と七人のこびと』「あぶないリンゴ」の巻では、「知らない人から送られてきたファイルを開いてはいけない」ことを話題としている。

 エピソード3「インターネット・マニア」の巻では、「チェーンメールを出してはいけない」ことを話題としている。

 このように、3つの物語からなるWebコンテンツを利用し、情報モラルについて考え、身につけさせたいと考えている。そして、「あらゆる場面でも目の前にある課題について、考え、判断し、正しい知識を身につけていく」という主体的な力を育みたいと考えている。

5.デジタルコンテンツ活用の意図

<利用Webコンテンツ>

  ネチケットを学ぼう!  http://www.disney.co.jp/netiquette/index.html

  サイバーネチケット・コミック  http://www.disney.co.jp/cybernetiquette

<参考文献>

 小学校で教えるマナー インターネット“絶対してはいけない!!”30の法則 藤川博樹 汐文社 2000年発行

6.本時のねらい

・Webページ上の掲示板などに、自分のメールアドレスやパスワード、住所、電話番号、氏名など個人情報を教えてはいけないことを知る。

・インターネットは、ルールを守れば、安全に利用できることを知る。

7.指導過程

学習内容
指導上の留意点
<導入>

・はじまりの挨拶

・「インターネットを利用する時の注意点についての学習をする」ことを知る。

・本時に学習することについて知らせ、学習に興味・関心を持たせるようにする。

<展開>

・Webコンテンツ「ディズニーのネチケットを学ぼう!」の「サイバーネチケット・コミック」にアクセスする。

・3人のグループとなり、1グループ1台のパソコンを利用する。3人が協力し、話し合いしながら進めるようにする。

・エピソード1『三匹のこぶた』「うそつき狼」の巻をダウンロードする。 ・URL(お気に入りに登録済み)やダウンロード(自動)について教え、視聴できるようにする。
・エピソード1『三匹のこぶた』「うそつき狼」の巻を見る。 ・2グループの進み具合に差が出ないようにする。

・3人がストーリーを理解しながら進めるようする。

・メールアドレスや電話番号など個人情報を見ず知らずの人に教えてもよいか考える。 ・クイズを通し、考えるようにする。

・グループ内で相談するようにする。

・個人情報について考える。 ・知っている個人情報について発表させるようにする。
<まとめ>

・今日学んだことを振り返る。

・学習内容の再確認をさせ、確実なものとする。

(1)Webページ上の掲示板などに、自分のメールアドレスやパスワード、住所、電話番号、氏名など個人情報を教えてはいけないことを知る。

(2)インターネットは、ルールを守れば、安全に利用できることを知る。

ネチケット…ネットワークを利用する上でのマナー、エチケットのこと。ネチケットの例として、他人のWebページの情報を無断で複製・転載しない、電子メ−ルで容量の大きすぎるファイルを添付しない、電子掲示板などで、相手の誹謗中傷、プライバシーの侵害をしないなどがある。

スパムメール…不特定多数に向けて発せられる商品の広告や勧誘、嫌がらせなどを目的とした電子メールのこと。ジャンクメールや迷惑メールとも呼ばれ、チェーンメールやメール爆弾などもこれに含まれる。

              「超図解パソコン用語辞典2002年版」エクスメディア 2001年発行より