日本教育工学会
2005年度 秋の合宿研究会のご案内(最終報)
テーマ 「学力向上のために授業改善をどう進めるか」
 「学力向上」という視点から、日々の授業実践を振り返り、明日からの授業改善に向けて学ぶためのワークショップ型合宿研究会です。学力とは何か、学力向上のための授業やカリキュラムはどうあるべきかについて問い直し、授業研究を行なうワークショップに時間をかけて取り組み、その方法論についても学びます。
 会場は、白浜温泉の近く、新しくできた和歌山県立情報交流センターBig-Uです。
 多くの実践者、研究者の方々にご参加いただき、参加者相互で刺激しあって明日のより良い授業を考えましょう。
※ 宿泊定員を超えてお申込いただき、ありがとうございました。
 以後のお申込については、懇親会と研究会のみの受付となります。ご了承下さい。
<9/21更新>

参加申し込みフォームはこちら

プログラムの概要は次のとおりです。(今後変更があり得ることをご承知ください。)
どなたでも参加していただけますので、皆様のお越しをお待ちしております。

概 要
日 時 10月15日(土)13:00 〜 16日(日)12:00
会 場 和歌山県立情報交流センターBig-U
http://www.big-u.jp/
〒646-0011 和歌山県田辺市新庄町3353-9 Tel.0739-26-4111
※遠来の方につきましては,地元有志により,南紀白浜空港および白浜駅と会場間を送迎する予定です。
 また、会場と宿泊場所の間の送迎も行います。送迎の詳細につきましては、事前に電子メールでご案内します。
宿泊場所 白浜温泉 湯処むろべ(教育互助会の宿) 
http://www.cypress.ne.jp/murobe/
〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1997  Tel.0739-42-3300
参加費等 (a)懇親会参加,宿泊希望 14,000円
(b)懇親会参加,宿泊無し 7,300円
(c)研究会参加のみ 1,000円
(内訳)
参加費:1000円 ・ 宿泊費:6700円 ・ 懇親会費:6300円

※学校教職員の方は共済組合、互助会の補助が利用可能です。
 都道府県によって、補助・申請の仕方が異なるようです。
 お手数ですが、勤務されている学校の事務担当の方に申請方法をお問合せ下さい。
定 員 80名(宿泊定員40名程度)

■スケジュール■
<10月15日(土)>
基調講演&ワークショップ
「ワークショップ研修の考え方と『真の学力』明確化・具現化ワークショップ」
  村川雅弘(鳴門教育大学)


 ワークショップ研修の考え方や進め方について簡単にお話しした後に,実際にワークショップを体験してもらいます。その時の課題は「私たちがこれからの子どもたちに求める学力を具体的に考えよう!」とします。PISA調査なども踏まえて,5〜6人程度のチームに分かれて「はぐくみたい力」と「そのための具体的な手だて」について整理,発表,情報交換を行います。次につづく3つの授業研究ワークショップにつながればと考えます。
授業研究のワークショップ ※いずれかを選んでご参加ください。
(1)ワークショップ型授業分析による子どもの「学び」の追究
   村川雅弘(鳴門教育大学)、山中昭岳(熊野川町立熊野川小学校)


 本ワークショップでは和歌山県の熊野川小学校の山中昭岳先生の総合的な学習の実践(環境教育)を採り上げ,その様子を録画したものをワークショップ型授業分析により検討します。授業記録と授業者による解説から,「総合学習と教科学習の学びの関連」「メディアや学習ソフトの有効活用による体験との関連」「地域や専門家,他の学校との関連・交流の進め方」などの視点から,グループに分かれて分析・整理し,その成果をシンポジウム形式で情報交換・協議を行う予定です。特に,子どもの「学び」についてこの3つの視点から総合的・関連的に追究したいと思います。
  なお,山中先生の本年度1学期途中までの取り組みは,6月12日放送のNHK教育『わくわく授業』で放送されました。
(2)「授業力」の自己点検・評価  
   木原俊行(大阪市立大学)、桑木義典(御坊市立藤田小学校)


 このワークショップでは,学力向上を視点として,参加者に,自らの授業実践を様々な角度から,点検・評価してもらいます。
 まず,小学校算数の授業実践事例から,子どもたちの学力向上に資する,教師の「授業力」を洗い出します。また,それを踏まえながら,参加者個々に,自らの「授業力」を点検してもらいます。
 さらに,全国各地の学力向上を目指した実践事例を参照しながら,少人数指導等の「学校の教育力」についても,所属校のものを総点検してもらいます。
 ワークショップの最後には,参加者は,上記の点検作業を踏まえた,学力向上アクションプランを策定し,それを,相互評価によって精錬させます。
(3)ウェブ・ティーチング・ポートフォリオ
   永田智子(兵庫教育大学)


 参加者自身の実践を振り返るためのウェブ・ティーチング・ポートフォリオをつくります。考えてみたい自分の実践の指導案・児童生徒の学習物などをデジタルデータでご用意ください。
ナイトセッション
「教育現場の悩みと,その原因および解決策についてのワークショップ」
  長谷川元洋(金城学院大学)、高橋純(富山大学)、豊田充崇(和歌山大学)


 ナイトセッションでも,ワークショップを行う予定です.お互いに各教育現場で抱えている悩みを出し合い,その原因は何か?,どうすれば解決できるのか?をワークショップ形式で,検討します.
 時間的に限られているため,完全な解決策を見つけることはできないかもわかりませんが,なんらかの解決のための糸口が見つかるワークショップになることを期待しています.
 ワークショップの成功の鍵は,参加者全員が握っていますので,ぜひ,お互いに智恵を出し合い,有益な情報を生み出しましょう.ここで得たヒントが,参加者それぞれの職場や地域の研究会等での悩みの解決につながることを願っています.
<10月16日(日)>
ワークショップ解説とディスカッション
村川雅弘(鳴門教育大学)・木原俊行(大阪市立大学)・永田智子(兵庫教育大学)
コーディネータ:南部昌敏(上越教育大学)


 前日のワークショップについて、内容、方法について解説し、授業研究のワークショップの在り方について検討します。
特別講演
「本当の学力を伸ばす授業」
 佐伯 胖(青山学院大学)


 本当の学力を伸ばすこれからの授業の在り方についてご講演いただきます。

※ 宿泊定員を超えてお申込いただき、ありがとうございました。
 以後のお申込については、懇親会と研究会のみの受付となります。ご了承下さい。
<9/20更新>
参加申し込みフォームはこちら
問い合わせ先:野中陽一(和歌山大学) nonaka@center.wakayama-u.ac.jp