2006年07月14日

ITTEでの発表終える

 カンタベリークライストチャーチ大学では、自分のコンピュータをネットワークに接続できず、用意された端末(日本語は読めるけど、英語しか入力できない)でしかアクセスできなかったため、しばらく間があいてしまった。昨日は、疲れ果てて戻ってきて、一人でビールを飲んで打ち上げして、寝てしまったし。
 初めての英語での学会発表は、なんとか終わった(写真は同じ部屋でキースがプレゼンしているところ)。原稿を読みながら(読まざるを得ない)プレゼンするなんて、これまでにしたことがあっただろうか?しかも、何度もプレゼンを作り直し、何度も練習した(いつもはしていないっていうこと?)。途中、調子にのって画面を見ながら即席で説明したら、余計なことしか言わないで、必要なことが抜けてしまったので、慌てて、原稿にもどったりして。日本の教室風景を中心に、授業と教育実習の違いがわかりやすいような写真を並べて、ポイントを簡単に述べるだけのプレゼンだったが、理解はしてくれたように思う。その後はアブリルさんが会場の人たちに、Yoichiが日本に戻ってすべきことをは何か、比較を元にしてアドバイスをして欲しいと言ってくれたので、みんないろいろと言ってくれた(これを録音するのを忘れたのが痛いけど)。
実習観察.jpgスライド1.jpg
 英国の人が一番驚いたのは、この写真。実習生が相互に授業を参観し、授業研究を行うというもの。まとめとして、日本では、集団の中で相互に高め合うことを重視しているという話をしたら、英国でももっと取り入れるべきだという意見が多かった。特に授業研究に関しては、何人かは知っているようで、授業を全員で見なくてもビデオを活用して行うこともできるし、e-learningで、授業研究をすることも考えられるなどの意見もあった。
 また、トップダウンによる情報化の普及は教師がICTを何も考えずに使うようになるため、危険だという意見もあった。ただ、教育実習が最低4週間で単位がとれるということに関しては、あまりにも少なすぎるというのが全員の一致した意見だったようだ。そりゃそうだよな。教育実習の評価はどうなっているのか、という質問もあり、講義の単位と同様に優良可不可だと答えたら、信じられないという顔をしていた。
 終わってから、何人もの人に声をかけられた。なかなかおもしろかった、とか、本当に英語でのプレゼンは初めてか、よくやったといって、握手をしてくれる人もいた。みんな気をつかってくれたようだ。昨年12月にITTEの研究会に参加した時は、ただ聞いているだけだったが、今回は発表したこともあり、少しだけ仲間として見てくれたのかもしれない。約60人の参加者で、大学内に2泊するというアットホームな学会ということもあるかな。
 アブリルさんからは、以下のコメントをもらった。
I thought that your session went very well and people appreciated that you were presenting in English. There were a number of aspects that surprised them, and also that they wish that we had more of in our English system. I think that the presentation was successful and thought provoking.
 少なくともアブリルさんがそれほど恥ずかしい思いをしなかっただけでも良かったと言えるだろう。
 カンタベリークライストチャーチ大学もなかなかきれいである。大学内の宿舎は学生寮のような感じ。学食は、ライスがあるのが嬉しい。夏休みの間は3ヶ月の語学研修コースが行われており、200人くらいの留学生がいるらしい。日本人もたくさんいて、京都教育大学の理科出身の女性と少し話をした。なんでも、ここで英語を学んだあと、ブタペストの大学で医学を学ぶそうだ。日本にも、こういう人がいるんですな。
 詳細レポートは、ぼちぼち書く予定。きょうは、少し休憩。今回かなりまじめに参加していたせいか、どっと疲れがでた。
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Posted by nonaka at 2006年07月14日 20:10
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